週に3度ほど、夫と実家へお経をあげに行っています。
本当は毎日すべきなんでしょうけれど。
お寺さんからもらった紙にかかれたもの(般若心経とか)を読んでいるだけで、意味もわからないままです。
その中にこんなのがあります。
おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら
まに はんどま じんばら はらばりたや うん
呪文みたいですねー。
光明真言(こうみょうしんごん)と言います。
調べたところ、全てのわざわい取り除くことができる、非常にパワフルな真言だとか。
また、先祖供養にも力を発揮するそうです。
自分の実家は
私の実家では一応仏壇はありましたが、母がたまに手を合わせているのを見かけるくらい。
父は、中学卒業と同時に親を養うことになって苦労し続けたため、先祖を供養するなんて意識を持てないようで、仏壇には無関心な人でした。
私も宗教と意識せず生きてきた口で、神社仏閣に行くのは観光のときくらい。
神さまにお祈りするのは「苦しい時の神頼み」のときだけでした。
夫の実家は
結婚してみると、夫や義両親は私から見ると非常に信心深く、あるお寺の檀家になっていました。
私はそうした雰囲気に拒否感が強く、一緒に行くのを断っていました。
夫は不満そうでしたが、義母は、嫌がるのを無理やり連れて行っても意味がないと言って、私に無理強いしなかったのはありがたかったです。
今から思うと、夫や義両親の信仰心を、新興宗教にハマる人のように見て、多少気持ち悪く感じていたところがあったと思います。
実際のところは全くそんなことはなかったのですが、それがわかるのに何年もかかりました。
そのお寺も後継ぎがいないことや、檀家の人が高齢になってきていることもあり、お祭りなどの行事ごともすたれていっています。
義母が亡くなってから、お経に興味を持つようになりました。
義父のときはそんなことなかったんですけどね。
信心が芽生えたのかというと、ちょっと違うように思いますが。
お経のことから、義母のことに想いを馳せる機会が増えている、という感じでしょうか。