染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

愚痴が多くなった母

私の両親は、父親90歳、母親86歳です。

幸い、どちらも健康で二人で暮らしています。

 

義母が88歳(89か?)で同世代なのですが、こちらはもう足元がおぼつかなく、家事は何もできなくなっていますから、両親がまだ元気なのはとてもありがたいと思っていました。

 

母の場合は、まだ電車に乗って好きなところへも行けるし、私や友人とランチを楽しむこともできます。

 

が、いつまでも元気でいられるわけはなく、徐々に衰えてきています。

先日、母に会ったときに感じました。

 

愚痴の内容は父

 

昔はほとんど言わなかった愚痴がすごく多くなってきました。

愚痴の大半は父親に対するもの。

 

確かに、昔から仲良し夫婦とは言い難かった二人ですが、それなりに過ごしてきたはずなのです。

年を取って何をするのもしんどくなる中で、父への不満や怒りがたまっているのでしょうか。

 

怒るのもわかる

 

母が、食事の用意をするのがしんどくなってきたと父に言ったところ、

「食事の用意を自分がするから、代わりにおまえが庭仕事をしろ」

と言ったそうなのです。

 

もちろん、父は料理などできません。

おそらく、母に料理がしんどいと言われたことで父は内心うろたえたのだと思います。

「自分がする」と言ったのは、他にどうしていいのか思いつかなかったからでしょう。

 

できもしないことを「する」と言わせた母に腹が立ち、母ができるわけのない庭仕事をしろと迫ることで溜飲を下げたのかなと思います。

 

また別の日、同じように食事の用意がしんどいと言い出した母に、父は、

「おまえだけ老人ホームに入ればいい。そうすれば食事の心配もしなくて済むだろう」

と言ったとか。

 

老人ホームに入る費用や、家に残るつもりの自分はどうやって暮らしていくのかなどについて何も考えていない、と母が怒っていました。

 

昭和ヒトケタ生まれの父は、妻に優しい言葉をかけたり感謝をしたり、ということがまずありません。

食事の用意などは女の仕事、と決めつけているところさえあります。

 

まあ父は何も考えていないのです。

食事の用意がしんどいと訴えられたことに対して、自分が代わってするつもりはなく、かと言って他の方法も思いつかない、ということでしょう。

 

自分がするとか老人ホームとか言ったのは、単に母を黙らせるためではないかと思います。

 

母にしても、自分の代わりに父に食事の用意をしてほしいわけではないでしょうし(そもそもできない)、どうしたいのかはもっと話を聞かないとわかりません。

 

この先、母は今以上に家事を行うのがしんどくなっていくでしょうし、父の協力は見込めないのは間違いありません。

 

ああ、介護の足音が聞こえる……。