染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

鰻はもういいかなと冷静になった日

先日、夫と二人の夕食だったので、デパ地下で鰻弁当を買いました。

一人2300円(税抜)で、合計4968円。

 

高いと思いましたが、それだけのことはありました。

身が分厚くてふっくらしている!

おいしい!

私にはちょっと多すぎたようで、鰻は全部食べましたがご飯は少し夫に食べてもらいました。

 

今までスーパーで買った鰻なら食べたことはありましたが、値段の安いものとは全然違うことがよくわかりました。

 

冷静になる

 

で、普通なら「また食べたい」と思うじゃないですか。

ところが、鰻はもういいかなと思ったのです。

もう食べたくないということではなく、食べる機会がなければあえて食べようとは思わない、という程度です。

 

いままでずっと、「いつかおいしい鰻を食べたい」と思っていたのですよ。

うな重でもひつまぶしでも何でもいいのですが、今までに食べたことのない価格帯のもの(つまり高いもの)を食べたい、と思っていました。

 

今回、一人2300円という、普段の私なら出せないような値段のものを食べて、「もうこれで鰻食べなくてもいいな」と思えたのです。

 

ああ、おいしいなと思った次の瞬間、ふと我に返った感じ。

そういえば、自分は鰻なんて特に好きでも何でもなかったんだった(!)。

 

煽られていた?

 

土用の丑の日には鰻」と業者が大々的に宣伝するようになって、しかも鰻の数が少なくなって値上がりすることで、早く食べなくてはと煽られる気持ちになっていたように思います。

 

丑の日にうな重を食べている人達をテレビで見ていると、自分は年齢も上がってきてるのに、このままちゃんとした鰻を食べないまま死ぬかもしれない、それって何だか損ではないか、なんて思っていたのかも。

 

自分は鰻がそれほど好きでないのだから食べずに死んでもどうってことない、という冷静な気持ちを完全に忘れていたとしか思えない。

 

やっぱりテレビの煽りってけっこう強い(主体性のなさを棚に上げる)。

煽りはダメですね、車でも鰻でも。

 

ということは、いつかお腹いっぱい食べたいと思っている牛タンとか牡蠣なんかも、一度いいもの(これが大事)を食べれば満足してそれ以上欲しくなくなるかもしれないってことですね。