染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

お菓子作りはマインドフルネスに効果的

ずいぶん昔に読んだ雑誌に、お勤めをしている30代女性の話が載っていました。

 

その人はお菓子作りが趣味で、夜中であっても、ふとお菓子を作りたくなるのだそうです。

そんなときのために、お菓子作りの基本的な材料は必ず常備。

何も考えずに粉を混ぜたり焼いたりしていると、嫌なこともすべて忘れて気持ちが落ち着くのだとか。

 

いつかお菓子作りを仕事にすることができれば、という夢を語っていました。

 

仕事で疲れて帰ってきているのに、夜更けにわざわざお菓子を焼くなんて、「好き」というのはこういうことなんだなあと思ったものです。

 

でも、お菓子つくりには好きだからやっている以上のことがあるらしいことを知りました。

 

自分を取り戻すために

 

最近、新聞に小説家の津村記久子のエッセイが載っていて、それに夜中にいきなりスコーンを焼き始めたりするとありました。

 

その理由を、

たぶん、書かなければいけない小説があまりにも書けずに消えてしまいたいぐらいだから、お菓子を焼いて自分を取り戻そうとしているのだろう。

と説明しています。

 

自分を取り戻すことができる、というのはごちゃごちゃした頭の中をすっきりさせて本来の自分に戻る、というような感じでしょうか。

 

お菓子つくりにそんな効果があるなら、同じ台所で作る料理にも同じではないかと思いますが、私は毎日の食事の用意をしているときに、「自分を取り戻す」感覚はありません。

きっちりと分量を量る必要のあるお菓子作りの方が、手元の作業に集中して、頭の中をリセットしてくれるのかもしれませんね。

 

マインドフルネス効果

 

掃除にはマインドフルネス(今ここに意識を向けること)の効果があると何かで読みましたが、お菓子作りにもそうした効果があるのかもと思っていたら、やっぱりそう言っている専門家がいるそうです。

 

ボストン大学で心理学と脳科学を教えるドナ・ピンカス准教授によると、お菓子作りという作業に集中することで不安と戦い、幸福感を高めることができると言っているそうです。

 

マインドフルネスの効果には、ストレスの軽減、免疫機能を高める、共感を増す、記憶力や集中力の向上などがあるそうです。

 

お菓子作りを全くしない私ですが、ちょっと作ってみたくなりました。