染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

おもしろいのに全部一つのドラマみたい

日曜の夜になると、夫がドラマを見るようになりました。

大泉洋主演の「ノーサイド・ゲーム」です。

 

上司とぶつかって左遷され、廃部もささやかれるラグビー部のゼネラルマネージャーになった大泉洋が、ラグビー部の面々と這い上がろうとする話(非常にざっくり)。

 

日曜の夜、また明日から仕事か嫌だなーと思うサラリーマンたちの気持ちを奮い立たせるようなストーリー展開になるはずですね、たぶん。

 

池井戸潤原作はどれもおもしろいのに

 

池井戸潤原作のドラマは、かなり見てきたのではないかと思います。

半沢直樹」から始まって「下町ロケット」「下町ロケット2」(2はついていませんが)「陸王」。

 

ドラマだけでなく原作も読んだものもあります。

私も一緒になって見ていましたが、どれもおもしろかったのです。

なのに。

 

いま思い出そうとすると、なにもかもが一つのカタマリになってしまっているのですよ。

 

社長室の中では香川照之が土下座していて、トラックでは竹内涼真が走っていて、「まずいことになりました」と難しい顔をした吉川晃司がやってくる。

 

なんかもう、どれもこれも同じ一つのドラマに思えてくる。

なんなら、一つの会社に銀行と製作所と陸上用シューズを作る部門があるような気さえしたりして。

今度はそこにラグビー部のある自動車会社が入るんだろうな。

 

なんでこうなる?

 

どうしてか考えてみると、どうも一番記憶に残るはずの主演が記憶から消えてどこかへ行ってしまっているのです。

 

半沢直樹」の堺雅人も、「下町ロケット」の阿部寛も、「陸王」の役所広司も、うまい役者さんなのに残っていない。

 

池井戸潤のドラマは仕事をする男たちの話ですから、自分になぞらえてみることができなかったんでしょうね、きっと。

おもしろく見ていたものの、ヒトゴトだから終わるとあっさり忘れてしまったのでしょう。

 

で、残ったのは断片だけ。

 

とまあ、理由らしきことを書いてみましたが、結局のところは自分の記憶力が衰えただけのような気もします。

 

昔はドラマにしろ映画にしろ、一度見ると脳にこびりついたように記憶して、なかなか忘れなかったものですがねー。

読んだ本も簡単に忘れるし、悲しい。

 

こうやって、すべての記憶が曖昧になっていくのかな(泣)。