染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

読みそびれている本三冊

昔から本を読むのが好きなのに、なぜか読みそびれている本が何冊かあります。

何かの拍子で思いだし、まだ読んでいないなあ、でもとためらってしまうような本。

 

ウンベルト・エーコ薔薇の名前

 

以前NHKの「100分de名著」でも紹介されていました。

エーコはイタリアの作家で、「薔薇の名前」は映画化もされたミステリーです。

 

今までに読んでいない理由はとにかく長いこと。

そしてちょっと難解そうなので、楽しめるかなという不安もあり。

ならば図書館でと思うのですが、検索するといつも貸出し中なのです。

予約するほどでもないかと思って、そのまま忘れるということを繰り返しています。

思い切って買うとなると、ハードカバーで上下巻あって5000円くらいします。

 

アイザック・ディネーセン「アフリカの日々」

 

この本を知ったのは、「暮らしのアート」(戸塚真弓 中央公論社)というエッセイに出てきたからです。

「アフリカでコーヒー園を経営し、破産し、その後恋人まで飛行機事故で失ってしまう作者(女性)の物語」だそうです。

 

これは最近文庫になったようで本屋で手に取ったのですが、本の厚さと、ページいっぱいにびっしり詰まった活字を見て、そっと平台に戻したのでした。

 

 

ロレンス・ダレルアレクサンドリア・カルテット」

 

カルテットなので4巻あり、それぞれに登場人物の名前がついています。

私はⅠの「ジュスティーヌ」は持っていて、Ⅲの「マウントオリーブ」は図書館で借りて読みました。

Ⅱ「バルタザール」とⅣ「クレア」が未読です。

 

この本については作家の江國香織が、耽溺できることうけあいの4冊であると紹介してしました。

彼女に言わせると、書物に耽溺したことがないのは、桃やザクロ、夏みかんやイチジクの木、イチゴや葡萄棚まである庭を所有しながら、たわわに実った果実を見向きもしないで暮らしているのと同じこと、だそう。

 

 

三冊とも読み応えのある、重厚な内容ではないかと思います。

あっさりと読み飛ばすことのできる本になじんだ私にとっては少々重いかも(本そのものの重量もありそう)。

 

もっと若ければ、「まあいいや。そのうちに」と思えるのでしょうが、もう今でさえ、長いものを読む根気や視力に自信がなくなりつつあります。

ボリュームのあるものを理解しながら読むのは体力もいります。

 

しかし体力も視力も今以上にこの先上向くとは思えないので、読むなら50代のうちかと。

どれもいい本であることは間違いないだろうけれど、私にとって体力と時間を使う価値があるかな。