染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

生活は習慣の集まり、そして習慣は変えられる

毎日行っていることはよく考えた末での行動のように思えて、実はそうではありません。

習慣なのです。

「習慣の力」(チャールズ・デュヒッグ 渡会圭子訳 講談社α文庫)によると、毎日の行動の40%が習慣だというから驚きです。

一度なにかが習慣になってしまうと、たとえ体に悪いとわかっていてもなかなか止められなくなります。

 

新しい習慣が生まれる過程

 

きっかけ → ルーチン → 報酬

という形をとります。

 

例えば喫煙を例にとると、喫煙者が煙草の箱を見ると(きっかけ)、脳がニコチン(報酬)を期待し始めます。

ニコチンが得られないと欲求は膨れ上がり、喫煙者は無意識に煙草に手を伸ばしてしまいます。

 

これは悪しき習慣だけではなく、ジョギングのような良い習慣でも同じことです。

毎朝シンプルなきっかけ(ジョギングウェアをベッドの横に置いておくなど)と、明確な報酬(走行距離を記録する達成感など)を用意し、さらに脳が報酬を期待するようになれば無意識のうちにジョギングのためにスニーカーを履けるようになるのです。

 

習慣を変えることはできます。

が、すぐに成果が出たり、いつも簡単なわけではありません。

でも、時間をかけて努力を続ければ、ほぼどんな習慣でも作り替えることができる、と本書には書かれています。

 

習慣を変える方法

 

1.ルーチンを特定する

「毎晩お酒を飲む」とか「退屈になると爪を噛んでしまう」とかの、変えたい習慣を特定します。

ここでは「午後になると(職場で)クッキーを食べてしまう」を例にとります。

 

2.報酬を変えてみる

クッキーを食べてしまうのはクッキーが欲しいのか、休憩したいのか、クッキーを食べながらの同僚とおしゃべりしたいのか。

食べるものを変えたり、ただのおしゃべりの時間を取ったりなど、いくつかの違った報酬を試してみて、自分が本当に欲しているものを見つけます。

 

3.きっかけを見つける

「クッキーが食べたい」という衝動が起こった時、次の5つのリストに沿ってその時の状況を書き留めます。

・場所

・時間

・心理状態

・自分以外の人物

・直前の行動

 

数日やってみれば、きっかけが何かわかります。

 

4.計画を立てる

「クッキーを食べる」習慣を調べてみると、本当にしたいのは「しばらく仕事を忘れて人と世間話する」ことであるとわかった場合は、その時間にアラームが鳴るようにして友人のデスクに行き、10分間話をする計画を立てます。

最初はうまくいかなくても、そのうち機械的な行動になります。

 

習慣を変えることは簡単ではありませんが、よりよく生きようとするならやってみる価値はありそうです。