染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

メモには魔力があるらしい

「メモの魔力」(幻冬舎)という本を書いたのは前田裕二さんという方。

仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げた人というより、女優の石原さとみと熱愛報道された人と言ったほうがわかりやすいでしょうか。

 

テレビに出演中もメモっている姿を見て、なにをそんなに書くことがあるのかと不思議に思ったので読んでみました。

 

何を書くのか

 

目についたもの、ふと感じたもの、何でも書くようです。

読者に対しては、

1.世の中でヒットしているもの

2.自分の琴線に触れるもの

3.顧客からの要望

4.社内で起きている問題や課題

については必ず書き、「なぜか?」と問いかけてみることを勧めています。

 

そしてノートやメモ帳の左側に具体を書く①、右側に抽象(他に転用可能な気づき・背景・法則・特徴など)を書き②、さらに別の何か具体的なものに転用を考える③。

 

見たり感じたりしたものを書くだけではなく、抽象化、転用までを考えるというのが前出氏のメモ術です。

 

自己分析

 

なるほどとは思うものの、こうしたメモ術は「やりたいこと」「解決したいこと」があって初めて威力を発揮します。

特にやりたいことなどない、はっきりした夢も持っていない、という人に向けて自己分析のための質問が巻末に載せられています(なんと1000問!)。

 

作者は就職活動をするときに自己分析ノートを30冊書いたそうです。

すごいエネルギーというか、書くのが好きなんだというか、まあそこまでやる人だからこそ大きな仕事ができるのでしょうね。

 

この巻末の自己分析はちょっとやってみようかなと思いました。

もう50代ですが自分のことをよく知っているとは言い難いので。

よけいな思い込みはいろいろありそうなので、一度しっかり向き合うのもいいかも。

1000問全部は無理ですが、100問くらいなら。

 

タコわさ理論

 

「明日地球が終わるとして今夜何が食べたい?」という質問に、小学生ならハンバーグとかカレーライスなどをあげ、「タコわさ」という子はまずいないはず。

理由は知らないから。

「好き」とか「やりたい」と言うには、まず知らなければいけない。

経験の数自体を増やして「やりたいこと」を見つける確率を上げましょう、という考え方だそうです。

 

作者の熱が感じられて面白く読めました。

ここまでの量のメモはなかなか難しいと感じてしまいますが、やれば何かが変わるかも、と思わせてくれます。