染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

疲れた心には禅の言葉

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

以前「シンプルに生きる」(ドミニック・ホーロー)を読みましたが、そこにはあちこちに禅の考え方が見えました。

禅っていったい何なんだろう。

 

わかりやすい本はないかと「道元「禅」の言葉」(境野勝悟 知的生きかた文庫)を読んでみました。

 

道元とは

 

道元鎌倉時代曹洞宗を開山した人です。

この本では道元の残した言葉の中から100個を選び、それぞれに解説しています。

 

信仰心を持っていない癖に、何かいいことがあるなら拝もうかなという下心のある私は、

「仏法かならず、人をあはれむことあるなり」

という言葉に引き付けられました。

これは、「このありがたい宇宙の生命体に合掌したり礼拝したりすると、宇宙は必ずこれに感じ応えて、その人を守り育てようとしてくれる」という意味らしいです。

 

いいことありそうですね。

だけど疑問が。

宇宙の生命体って?

仏法とは仏が解いた教えのことなのですが、なぜ宇宙という言葉を使うのかわからない。

著者は僧侶ではなく研究者?のようですので、一般の人に分かりやすく伝えようとしてのことかもしれません。

 

まあそれは置いておいて、信心するといいことがあるということのようです。

 

疑問も

 

この自然災害の多い国で、災害に遭わないだけでもありがたいとは思いますが、こう多いと自分が助かったから良かったとは軽々しく言えません。

テレビのニュースに写しだされた光景を見ていると、どうしてこんなにひどい目にあわなくてはいけない人がいるんだろう、その人たちと何もなかった自分との違いは何だろう、仏(宇宙でもいいですが)はどうしてこんなことを、というような疑問が次々湧いてきます。

 

道元の言葉の中でも、こうした災害が多発するときの気持ちの持ち方について書かれたものがあるのかもしれません。

そういうのを知りたいと思いました。

 

この本では、競争に明け暮れることなく、落ち着いて静かな心で生きるためにどうすればいいかということが書かれています。

自然の声に耳を澄ませるとか、

明るく元気に「いま」を生きるとか、

答えは常に自分の中にあるとか、

確かに目標を定めてそれを達成するべき頑張ると言った生き方とは真逆のことを言っています。

 

「頑張る」生き方に疲れたときは、道元の言葉を思い出すことにします。