染めない生活

52歳で毛染めを止めました。

これぞグレーマダム!という人を見て思ったこと

白髪を染めずにグレーヘアのままでいる女性について、メディアで特集されているのを見かけます。

グレーヘアだけれどおしゃれも手抜きせず、美しさを保っている彼女たちのことをグレーマダムとか言うそうな。

 

正直、そんな人たちっているの、と思っていました。

元モデルさんとか芸能人とか、もともと美しい人がグレーヘアになっただけなのでは?

私の周辺でグレーヘアの人って、もうおばあさんの域に差し掛かっている人が多く、おしゃれ感はほとんど感じられません(私もその一人)。

 

ところが先日、これぞグレーマダムと呼べる人を見かけました。

 

グレーマダムにぴったりくる言葉は

 

紺のスーツを着た、長身で細身のモデルさんのようにスタイルのいい人でした。

顔はちゃんと見えませんでしたが、たぶん美人(こういう恰好の人にブサイクな人ってあまりいないように思う)。

そしてグレーヘアの髪。

白髪の割合は1~2割程度。かなり濃い目のグレーです。

 

その人を形容する言葉は「スタイルがいい」とか「おしゃれ」とかいろいろあるでしょうが、どれもしっくりこない。

しばらく考えて、ああこれだと思ったのが

渋い

という言葉でした。

 

グレーという言葉より、鈍色(にびいろ。濃い灰色のこと)という言い方の方がしっくりくるような。

ちょっと凄みも感じられるような。

 

たぶんご本人は自分がそんな雰囲気を醸し出していることに気が付いていないのではと思います。

気が付いていても、あまり嬉しくないかも。

女性が理想とする像をイメージするときに、「渋い」なんてことはまず考えませんよね。

 

渋さ

 

渋いというのは男性、特に若くはない男性に対しての褒め言葉と思っていました。

着物の世界では女性(や着るもの)に対して「渋い」と言ったりするのかもしれませんが、洋服を着ている女性にはあまり使いません。

 

だけど、なかなかいいものだと思いました。格好いいですよ、あれは。

若い人には絶対出せない味です。

そして老年になってしまってからではもう遅い。

ほとんど白くなってしまった髪は、また別の印象を与える気がします。

 

今の私は8割がた白髪になってしまいましたので、ああいう濃いグレーはもう手に入りません(染めれば別ですが)。

染めるのを止めてから、人の髪の色を羨むことはなかったのですが、渋さを感じるグレーはいいなと思いました。

もっと早くに染めるのを止めればよかったな。

私は白髪になるのが早かったので、30代で止めていればあんな色になったかも。

残念。