脂漏性皮膚炎の症状は治まってきているのに、頭皮の赤みは改善できていません。
アトピーが専門の皮膚科医、山本綾子先生によると脂漏性皮膚炎で頭や顔に湿疹ができるのは、首でうっ血が起きるためだということです。
湿疹の赤みは、血液がたまっているから赤く見えるのだそうです。
首やお腹の谷折り線について以前書いたことがあります。
頭の湿疹を治すには首の位置や姿勢だけを改善すればいいというものではなく、歩き方に問題があるということです。
正しい歩き方とは
・股関節を支点に足を動かす
・踵から入り、地面をける
正しい歩き方をしているかどうかは、脛や踵がカサカサしていないかどうかで見極められるそうです。
「踵から入る」には足の甲を引き寄せなくてはいけません。
脛がカサカサしているということは、足の甲を引き寄せられていないため、足の甲を引き寄せるために動く筋肉(前脛骨筋)がしっかり動いていないということだからです。
また、踵がカサカサしているのは、ふくらはぎがしっかり動いていないせいです。
「地面をける」ためには足首を曲げたり伸ばしたりしなくてはいけませんが、足首を動かすとふくらはぎが動き、ふくらはぎの筋肉はアキレス腱となって踵の骨にくっ付いているからです。
ここで自分の脛や踵を見てみました。
踵は思ったほどカサカサしてなかったのですが、これはお風呂に入った時、石鹸を使わなくなったせいだと思っていました。
脛は足首に近いところが白っぽく乾燥しています。
ということは、足の甲の引き寄せが足りないということなんでしょうか。
山本先生の言っていることはわかるのですが、どうすれば正しい歩き方ができるのか、充分にはわかっていません。
とりあえず、歩くときには踵から着地するように意識して歩いています。
姿勢や首の位置は、気を付けるようにしていますが、できているとは言えない状態です。
お腹の谷折り線もあります。首は後ろにはないのですが前にあります(しかし湿疹は頭なんですよね)。
首のリンパ液
歩き方の自信がないので、もう少し簡単にできそうなことを探してみました。
首のリンパ液を流す方法です。
首のリンパ液の流し方は、耳の下から鎖骨にかけて手で撫でおろすというもの。左右20回を朝晩します。
リンパ管や静脈の流れがよくなり、頭への血流も改善します。
顔のむくみや、首や肩の凝りの解消、貧血やめまいにも有効だそうです。
20回やってみると、重い肩が軽くなるように感じました。
朝晩2回と言わず、気が付いたときにやるようにしています。